XHTML&CSS超高速コーディング術 LIVE!

株式会社スキルパートナーズ
大藤 幹&大杉 充

  • 会社ロゴは沖縄だからってゴーヤじゃないよ!
  • 通称「スキル大杉」と呼ばれている
  • おすすめ本:「7つの習慣」
    • 今までで一番影響をうけた本
    • きこりのエピソード。「歯を研ぐ時間がないために能率が落ちている」

きょうのなかみ

  • コーディング作業が長引く原因と情報の管理
  • コーディング作業の流れとポイント
  • スキル大杉のコーディング逆Tips

コーディング作業が長引く原因と情報の管理

  • はやくコーディングするには?
  1. 速度をあげる
  2. ムダな作業をはぶく

→2番が非常に大事

  • 作業が長引く原因
  1. 仕様構成の変更
  2. 原稿素材の変更
  3. 情報の管理方法が不適切
  4. 作業手順が不適切
  5. スキルが低い

→「手戻りを最小限におさえる」Minimizing Reworking

[サイト管理ファイルの活用]

  • 1案件1エクセルで管理しきる!! へー!!
    • 作業工程一覧
    • 終わったら丸をつけてカウントして、進捗状況を集計する
    • 担当者別に色分け
  • より共通する部分から先につくる
  1. テンプレート作成
    1. ページテンプレートの作成
    2. 基本的テキスト要素のCSS設定
    3. パーツテンプレートの作成
  1. 各ページ作成
    1. ページテンプレートからファイルを作成
    2. パーツテンプレートを組み込む
    3. テンプレート化されていない部分を作成
    4. テキスト・画像の流し込み

#わかっちゃいるけどこれが上手くいかないのよ

  • ShadowCording (大杉さんの造語)車道でコーディング!

→実際に始める前に脳内で一度コーディングする

「すべてのものは2度作られる by7つの習慣」

デモ:9ページのサイト

  • パーツテンプレート作成デモ
  1. パーツの割り出し:共通のパーツを割り出す
    1. カンプPSDを1枚のpngにしてスライスして使う
    2. FireWorksで、共通するパーツをどれか1枚のパーツ一覧へ切り貼り移動していく
    3. スライスの色を使い分けて、マージンなどをメモっていく
    4. 通化してないパーツが各ページに残る
  1. シャドーコーディングとスライス
    1. 頭のなかで作って、実際に書くだけ #えー!
    2. 書いて、プレビューして、直して…とやらない
    3. どんどんスライスして数字を決めていく
    4. スライスにスライスを重ねてぜんぶ数字をきめる
    5. ex.左画像右テキストのフロート
    6. HTMLを書く→CSSを書く
    7. まずセレクタをぜんぶ書く。#contentsをつける
    8. FWのスライスを参照しながら、ががっと設定する
  1. コーディング
  2. チェック

コーディング作業の流れとポイント

スキル大杉のコーディング逆Tips

  1. classはふたつつけるな class="classA classB"

.classA {}
.classA .classB{}
のときにIE6で.classBしか認識されない

  1. div要素を無理に減らすな

きょうのポイント

  • きちんと記録してわかるように示す
  • より共通する部分から順に作る
  • シャドーコーディングをする

設計が大事で、ZenCordingなんかで打つスピードだけあげてもだめ

質疑応答

  • EXCELの共有について

→共有設定、GoogleDocumentなどを使いましょう

<まとめ>
FWで数字を決めて一気にCSSを組むべし。

<感想>
コーディングを実演してくれたのがとても参考になりました。で、思ったほど高速じゃない!(笑)。このくらいできれば「コーディング専門のプロ集団」「高速コーディング」を名乗っていいのか〜とコーディング能力に自信のない私も安心しました。

スライスはFWにおまかせ!は素晴らしい…けど、後からこまごまPSD修正が入るときどうするのかなあ。

デモで制作したのがごくベーシックなサイトでまだダミーテキスト&画像という例なのが、ややがっかり。そのレベルならどうやってもそう苦労なくコーディングできるやん…。地模様あり透過ありとかハミダシデザインとか、デザインで気をきかせたら超めんどくさくなるときの高速コーディング術が知りたかったです。